猫の子の無邪気に遊ぶ幼子に早く早くと時を教える

雨宮しもさ

2012年04月04日 10:33

母がついカミナリの様に怒り、ショックでワンワン泣き狂っていたはずなのに、
目の端に映った折り紙を見て、突然何か作りたくなったらしく、泣くのも忘れて夢中になったり、
地団太の拍子にお雛様の飾りがころりと落ちた様子に、けらけら笑い出したり……。


子供って、本当に楽しいこと・面白いことで一杯の世界を生きてますよね。
子猫たちが「歩くだけ、走るだけでも楽しいっ」って感じで生きているあの様子にも似て。

それはきっと、私もそうだったはずなのだけれど。
そういう気持ちって、いつの間にどこへ置いてきちゃったんでしょうね。




朝の時間が無い時に、折り紙に手を出そうとしたり、人形を寝かしつけようとし始めたり、
目を輝かせて何かを始めようとする時に、
「そんな事してる場合じゃないからっ!」
「早く早くっ!」
……って、目を曇らせる様な事しか言って無い気が時々します。

せめて保育園では楽しく精一杯遊んで欲しいと思いますが、
それは親の勝手な願いで、
子供にすれば「親と一緒に、その楽しさを満喫したい」が本音でしょう。

言われました。
「お母さんと、一緒に保育園で遊びたい」
「お母さんと、もっと遊びたい」


ごめんね。
毎日忙しい忙しい早く早くの母で。
正直、家庭を回すので精一杯な日のほうが多くて
関連記事