明日あしたの雨のいろ

保育園のお母さん仲間にこそっと聞いてみたら、
「私も細胞診して、はっきりしなくて生検受けて、結局白だった事あるよー」(*´σｰ｀)
なんて話を聞けて、ちょっと浮上しました。

そう言えば、最近職場の上司から何度も言われます。

「まだ起きてない事を心配して、バタバタしないっ」
「事が起きたら、考えたって大丈夫だよ」

うん。
私は仕事でも勉強でも、
全体像が見えて着地点が分からないと、行動できない。
勉強でも、いきなり過去問練習ってのが全く受け付けなくて、
教科書を読みこんで全体像を理解して、それから問題を解く。
（の割に、思考的な多動があるらしく、思いついたら体が動いてる事も多々あるんだけど）

まだ出てない結果を心配して、じたばたしてもしょうがないよね。

週末は実家のバァバを誘って
庄内のホタル公園へ行ってきました。
今年は透明なプラスチックコップに、ホタルを採取するという体験をさせてくれて
（もちろん、観察した後はリリースしますよ）
掌の中に星をたくさんそっと抱くような、素敵な気持ちを味わえました。
ゲンジボタルこそホタルって思っていたけど、ヘイケの幽かな輝きも素敵だなって思うようになりました。

相変わらず、ホタルの生息地の暗闇と、すぐ裏の煌々と照る商業地の明るさとの対比が
いかにも現代的で色々考えさせられます。
個人的には、人にはもっと暗闇が必要だと、そう思いますがね～。

さて話題を変えて、表題。

私。
今までずーっと、どっちかと言えば「断れない人で頼めない人」でした。
「お願い」って誰かに言われたら、
絶対断っちゃいけない
断ったら相手を傷つけちゃう
相手に嫌われちゃう
そんな気持ちが根っこにあって、
ちょっとしんどいな～って時でも、”ほぼ”断らなかったんです。

んで、どうしても嫌な時は嘘の理由をつけて、断ってました。
こういう理由で断るなら、相手の人もきっと仕方がないって思うよね…と
聞かれもしない裏事情を妄想して考えて。


で、この数か月、勇気を出してパターン崩しに挑んでみました。
こないだの「頼ってみる」もそうですが、
私的なバンジー「断る」。

で、断った結果。
断るという行為と、相手への好意や悪意は全く関係が無い
という事が解りました。

今まで私、断られる＝自分が嫌われている　だと思っていたみたい。

だから、頼みごとをして断られるのがずーっと怖かった。
頼みごとをされて、断るのが怖かった。
自分が助けてもらえるだけの価値が無い人間だって、実感するのが怖かった。
誰かを助けるときしか、必要としてもらえないんだって感じるのが怖かった。


……ぶっちゃけ、恥ずかしい事だけど、
断りにくい頼みごとをしてくる人に少し嫌な感情を抱いていたかもしれない。
なんで私に、こんな嫌な気持ちを抱かせるのーって。(ﾟДﾟ)

いやー、おバカー。


でも、解ったよ。
私は、ただ断りたいから断ったの。
あなたも、断りたかったから断ったの。
私が嫌いだからじゃなくて、あなたが嫌いだからじゃなくて、
ただその時、私が私の気持ちを大切にした結果、
あなたがあなたの気持ちを大切にした結果、
「お願い」と「いいよ」が成立しなかった、それだけだって。

もしかしたら、
以前の私のように「こんな頼みごとをして、私に嫌な気持ちを抱かせないでー」って
思っている人もいるかもしれない。
その気持ちもよーく解る。
だって怖いもんね。
断るのも、断られるのも。

大丈夫。

断るあなたは、ひどい人じゃない。
断る私は、ひどい人じゃない。

ただ、自分の事を大切にしている、それだけだよね。